看護助手として働くために必須の資格はありません。医療行為を直接行わないため、未経験からでも始めることができる職種です。しかし、スキルアップやキャリア向上のために取得しておくと有利な資格が2つあります。これらの資格を持つことで、看護助手としての専門知識と技能を証明でき、就職活動や昇進、給与アップに有利に働くでしょう。
1つ目は「メディカルケアワーカー」という資格です。これは特定非営利活動法人医療福祉情報実務能力協会が認定する民間資格で、看護助手従事者の技能向上と地位向上を目的として設けられました。1級と2級があり、年に3〜4回試験が実施されています。合格率は約70〜75%程度で、試験内容には看護助手の役割、病気と薬に関する知識、基礎心理学、看護助手業務の実技知識、さらに敬語や電話応対などのマナーが含まれます。
2つ目は「看護助手実務能力認定試験」です。全国医療福祉教育協会が認定するこの資格は、受験資格に特別な条件がなく、誰でもチャレンジしやすい試験といえるでしょう。看護助手が即戦力として医療現場で活躍するために必要な知識と技術を問う内容となっています。合格率は約95%と高く、比較的取得しやすい資格です。
看護助手は無資格でも業務を行うことが可能で、未経験からでも働けます。しかし、医療現場でより活躍し、やりがいを感じながら仕事を続けるためには、これらの取得しやすい資格から挑戦してみることをお勧めします。資格取得は看護助手としての自信にもつながり、患者や同僚からの信頼も得やすくなるでしょう。継続的な学習と資格取得により、プロフェッショナルとしての成長を目指すことが大切です。